SPF動物生産に対する基本理念
厳重なバリア管理システム
JLA/SPF動物の生産管理
実験動物の福祉理念
微生物検査成績表
  マウス
 
  ラット
 
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[T]クロースドコロニーWister系ラット/Jla:Wister[SPF]



            ラット繁殖ゲージ
       由 来

米国Hilltop Lab.Animals,Inc.より1970年、1972年に♀350 、♂170をSPF動物として導入し、維持繁殖していたものを1988年5月新バリアシステム施設完成を機に、帝王切開子宮切断術によりバリア内に導入し、信頼度の高い他のSPF動物に里仔育成したもので、以後3群間のローテーション交配方式による維持繁殖をおこなっております。

                        



   繁殖・供給管理

繁殖は毎週定日に交配し、繁殖固体カードの記録から、妊娠率、産仔数、哺育率、離乳率、生産指数等の統計をとっています。
供給する固体は、出荷時体重測定と外観観察を行い、一定の基準(週齢と体重の関連性)に満たないものは除外します。



   飼育室(1方向気流方式空調)
 微生物モニタリング

(1)動物

定期的に(財)実験動物中央研究所モニタリングセンターに被験動物を送り下記の項目を検査依頼しています。

Bordetella bronchiseprica
Corynebacterium kutscheri
Pasteurella pneumotropica
Pseudomonas aeruginosa
Salmoneella spp.
Sreptococcus pneumonise
Mycoplasma pulmonis
Clostridium piliforme

Dermatopytes
Mouse adenovirus
Sialodacryoadenitis virus
Sendai virus
Hanta virus
Parasite

自社では、リタイヤ動物の剖検を毎週行っています。

(2)飼育環境

毎月1回、飼育施設内(飼育室、洗浄準備室、着脱衣シャワー室、外準備室等)の空中落下菌検査を実施しています。







[V]遺伝性高コレステロール血症ウサギ/KHCウサギ



              飼育室  
       由 来

1985年1月弊社の委託生産場の茨城県出島村で生産している日本白色種(JW)より雄1匹、雌1匹を発見。戻し交配、兄弟交配、正常JWとの交配の各lineをつくり、また血液像、血清生化学病理組織検査は東菱薬品工業(株)青梅研究所のご厚意のもとで、定期的に検査を行い、遺伝性高コレステロール血症であることを確認しました。
本社BS棟で維持生産しているHomo動物ばかりを、帝王切開子宮切断術で無菌的に取り出した仔を、弊社SPF・JWを里親としてSPF化いたしました。

      

   繁殖・供給管理

兄妹交配により継代しているline(複数)を核とし、各lineを交雑させたものを生産集団としております。核になるline、生産親、育成仔はすべて定期的に血清生化学検査を実施し、Choresterol、Tryglyceride 等の確認をしております。


      空調車への積載

 特  徴

本ウサギを、東北大学遺伝子実験施設の山本徳男博士に遺伝子解析を依頼し、LDLレセプターの欠損により、高脂血症が発見していることが確認されております。神戸大学が開発したWHHLウサギと発現遺伝子背景は同じと思われます。
幼令週(4週令)ですでにChoresterolが500mg/dl以上を示し8週令により血管壁にChoresterolの沈着が見られ、動脈硬化や心筋梗塞の研究など医薬品の開発に有用なモデル動物として世界的に注目され、現在、大学・医薬品メーカーに使用されております。



     心臓冠動脈の動脈硬化病変

                                                           
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